パソコンでWindowsの作業をしていると、「更新プログラムの構成中に終わらない」という状態に悩まされた経験はありませんか。
進行状況がずっと変わらず、どのくらい待てばよいのか、強制終了しても大丈夫なのか、とても不安になります。
この記事では、そんな「更新プログラムの構成中に終わらない」トラブルが発生したときの具体的な対処法や原因、注意すべきポイントを詳しく解説します。
今まさに困っている方も、今後トラブルを未然に防いで安心して使いたい方も、ぜひ参考にしてください。
更新プログラムの構成中に終わらない場合の具体的な対処手順

Windowsの更新プログラムが「構成中」と表示されたまま終わらない場合、適切な対処を取ることでトラブルを解決しやすくなります。
ここでは、原因ごとに分かりやすく対処方法を紹介します。
進行状況が止まったときにまず試すこと
最初に確認したいのは本当に進行が止まっているかどうかです。
画面の表示やパソコン本体の動作音、HDDやSSDのランプ点滅等を数分~数十分ほど観察しましょう。
一時的に遅れているだけで、そのまま更新が進む場合があります。
インターネット環境が不安定だと進みが遅くなることもあるため、Wi-Fiや有線LANの状態も確認してください。
USB機器や周辺デバイスの取り外し
USBメモリや外付けHDD、プリンターなどの周辺機器が原因で更新が滞ることがあります。
下記の手順で不要な周辺機器を一旦外してみてください。
- Windowsが「構成中」で止まっている場合は、指示に従い安全にUSBなどを取り外しましょう
- マウスやキーボード以外の周辺機器は一度外してみてください
- すべて外したあと、数分待って状況に変化がないか確認します
一定時間待機しても変化がない場合の判断基準
通常のアップデート作業であれば30分から1時間程度で進行しますが、大型のアップデートや低スペックのパソコンでは2~3時間かかることもあります。
以下の表を目安に、どのくらい待つべきか参考にしてください。
状況 | 推奨待機時間 | 備考 |
---|---|---|
小規模なセキュリティ更新 | 30分~1時間 | 目安として1時間以上変化がなければ対処を検討 |
大型アップデート | 1~3時間 | PC性能によりさらに時間がかかるケースあり |
この時間を大幅に超えても全く進まない場合は、別の対処法を検討しましょう。
強制終了や再起動を行う前の注意点
強制終了や再起動はできるだけ避けるべきですが、完全にフリーズしている場合はやむを得ません。
ただし、作業途中で電源を落とすとWindowsのシステムが壊れることがあるため、最後の手段となります。
再起動を行う場合は長押しで電源を切り、再度起動後の動作に注意してください。
Windows Updateトラブルシューティングツールの活用
Windowsには「トラブルシューティングツール」が組み込まれており、自動で異常の検出や修正をしてくれます。
設定画面から「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「追加のトラブルシューティングツール」→「Windows Update」を選んで「トラブルシューティングツールの実行」をしてください。
問題が検出された場合は、画面の指示に従って対応します。
セーフモードやクリーンブートによる再更新
通常の起動状態でエラーが続く場合は、セーフモードやクリーンブートでWindowsを起動し、再度更新プログラムを実行するのが有効です。
セーフモードはパソコンの電源を入れた直後に「Shift」キーを押しながら再起動し、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」から起動可能です。
不要な常駐ソフトの影響を避けてアップデートできるため、トラブル解決の一手となります。
SoftwareDistributionフォルダのリセット手順
「SoftwareDistribution」フォルダはWindows Updateのダウンロード管理データが保存されている場所です。
ここに不具合があると更新作業が止まる場合があります。
リセット方法の一例は以下のとおりです。
- コマンドプロンプトを「管理者として実行」する
- 「net stop wuauserv」と入力して実行
- 「net stop bits」と入力して実行
- 「C:\Windows\SoftwareDistribution」フォルダ内のファイルを削除
- 「net start wuauserv」「net start bits」でサービスを再開
これでダウンロードキャッシュがクリアされ、再度更新を試せます。
SFC・DISMコマンドによるシステム修復
システムファイルに異常がある場合は「SFC」や「DISM」コマンドの実行がおすすめです。
それぞれ以下の手順です。
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く
- 「sfc /scannow」と入力しEnter
- 修復が完了するまで待ちます
- 必要に応じて「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」も実行
これでシステムの破損が修復されることがあります。
特定の更新プログラムのアンインストール方法
何度も同じ更新プログラムで失敗する場合、その更新プログラムを一時的にアンインストールする方法もあります。
コントロールパネルの「プログラムと機能」から「インストールされた更新プログラムの表示」を開き、対象のアップデートを選択して「アンインストール」をクリックします。
アンインストール後に再起動し、正常動作するか確認してください。
ストレージ空き容量の再確認
更新プログラムの適用には十分な空き容量が必要です。
一時ファイルや不要なアプリを削除してディスクの空きを増やしましょう。
空き容量不足が解消するとアップデートが正常に進むことがあります。
ネットワーク環境の安定化・確認項目
ネットワークが不安定だとダウンロードやインストールに失敗しやすくなります。
Wi-Fiの電波状況や有線LANケーブルの差し直し、ルーターの再起動なども試してみてください。
また、プロキシやVPNなど特殊な通信設定がある場合には、簡易な環境でのアップデートも有効です。
更新プログラムの構成中に終わらない原因

「更新プログラムの構成中に終わらない」ときは、さまざまな原因が関係している場合があります。
下記のような原因を把握しておくと、トラブル発生時にも落ち着いて対応しやすくなります。
更新プログラム数や内容による遅延
インストールする更新プログラムの数が多い場合や、内容が大きい場合は、構成に必要な時間が長くなることがあります。
また、累積更新や大型アップデートの場合は、一つ一つの処理に時間がかかるため、進捗バーが途中で止まったように見えるケースも少なくありません。
- 更新プログラムの数が多い
- 大型の機能アップデートを適用している
- 複雑なセキュリティパッチが含まれている
このような場合は、パソコンの性能にもよりますが、普段よりも長い時間が必要になることがあります。
システムファイルの破損
Windowsなどのシステムファイルが破損していると、更新プログラムの構成の途中で処理が進まなくなることがあります。
ファイル破損の主な原因としては、突然の電源切断や予期せぬシャットダウン、またはウイルスによる影響などが考えられます。
主なファイル破損の原因 | 影響 |
---|---|
強制終了や電源断 | システムファイルの一部消失や破損 |
不正なソフトのインストール | 必要なファイルの上書き |
ウイルス感染 | 動作不良やファイル破損 |
システムが安定して動作できるように、日頃からバックアップやチェックを怠らないようにしましょう。
セキュリティソフトや外部アプリの干渉
ウイルス対策ソフトや外部の常駐アプリケーションが、更新プログラムの処理を妨げることがあります。
特にリアルタイムで動作するセキュリティソフトは、システムファイルの変更をブロックしてしまう場合もあります。
もし更新が進まない場合、一時的にセキュリティソフトを無効にして試してみるのも方法のひとつです。
ストレージ容量の不足
更新プログラムを適用するには一定のディスク空き容量が必要ですが、ストレージ(Cドライブなど)の空き領域が十分でないと途中で止まることがあります。
特に大型アップデートでは数GB単位の空き容量が求められることが多いです。
事前に不要なファイルやアプリを削除し、容量を確保しておきましょう。
ネットワーク接続障害
更新プログラムのダウンロードや検証にインターネット回線が必要な場合、接続が不安定だと処理が進まなくなります。
ネットワークの不具合や一時的な切断、無線LANの干渉なども原因となります。
できれば有線接続にするなど、安定した通信環境で更新作業を行いましょう。
特定のドライバーやハードウェアの不具合
パソコンに接続している周辺機器や、そのドライバーに問題がある場合も、更新プログラムの構成が正常に進まないことがあります。
特定のデバイス(プリンター、外付けドライブなど)が影響している場合は、一度これらを取り外して再度試すと解決することがあります。
また、古いドライバーのまま使っていると誤作動が起きやすくなるので、最新の状態に保つことも大切です。
やってはいけない対応例と注意点

「更新プログラムの構成中 終わらない」状況に直面した際、焦ってしまいがちですが、間違った対応をするとさらにトラブルが悪化する場合があります。
ここでは、やってはいけない代表的な対応とその注意点について解説します。
再起動中の強制シャットダウン
Windowsが再起動中に、「応答がない」「時間が長い」と感じて強制的に電源ボタンを長押ししてシャットダウンするのは非常に危険です。
これは、システムファイルの更新や置き換え途中で作業が中断されるからです。
強制シャットダウンの主なリスク | 具体的な問題 |
---|---|
システムファイルの破損 | Windowsが正常に起動しなくなる |
データの消失 | 作成中や保存中だったファイルが消える可能性 |
アップデートの失敗 | 再度アップデートが必要になりトラブルが長引く |
作業が終わるまで可能な限り電源は切らず、辛抱強く待ちましょう。
電源ケーブルの抜去
処理が長引いている間に、ノートパソコンやデスクトップPCの電源ケーブルを抜くのも禁物です。
急な電源断によって、パソコン内部のシステムや記憶装置(SSDやHDD)に損傷を与える恐れがあります。
- 「どうしても反応しない」と思っても、まずは十分な時間を置いて様子を見ましょう。
- バッテリー残量が心配な場合は、必ず電源アダプターを利用してください。
- ブレーカーを落としたり、タップのスイッチを切ったりするのも避けましょう。
不意の停電にも備えて、可能なら重要なデータは普段からバックアップしておくことをおすすめします。
不用意なアップデート中断
更新プログラムの構成中に、ボタン操作や違う作業を進めようとして無理にアップデートを中断するのも問題です。
アップデート作業中は、Windowsがさまざまなファイルを書き換えている最中です。
不用意に手を加えることで、正常に動作しなくなってしまうリスクがあります。
下記のような不具合が発生することもあります。
- パソコンの起動ができなくなる
- 特定のアプリが使えなくなる
- アップデート後のトラブルでセーフモードも効かなくなる
どうしても状況が改善しない場合は、ご自身の判断で追加操作をする前に、公式サポートや管理者に相談するようにしましょう。
自力で解決できない場合の相談先

「更新プログラムの構成中に終わらない」トラブルは、自力でさまざまな対策を試しても解決できない場合があります。
そのようなときは早めに専門家の力を借りることも検討しましょう。
次に、相談できる主な窓口や利用方法をご紹介します。
メーカーサポート窓口の案内
パソコンや端末のメーカーには、公式のサポート窓口が用意されています。
メーカーサポート窓口では、製品のモデルやご利用状況に応じたサポートを受けることができます。
電話、メール、チャットなど複数の方法で問い合わせできる場合が多いです。
具体的な相談先の例を下記の表でまとめます。
メーカー名 | サポート方法 | 連絡先 |
---|---|---|
NEC | 電話/Webチャット | 公式サイト参照 |
富士通 | 電話/メール/チャット | 公式サイト参照 |
HP | 電話/チャット | 公式サイト参照 |
必ず、パソコン本体に貼ってあるシリアル番号や型番をメモしてから問い合わせるとスムーズです。
パソコン修理業者の利用
メーカーサポートで解決が難しい場合や、保証期間外の場合は、パソコン修理業者の利用も検討しましょう。
修理業者の多くは、パソコントラブルに幅広く対応しています。
特に以下のような場合には、専門業者が頼りになります。
- 電源が入らない・画面が表示されない
- 自作PCやカスタマイズ済みPCでメーカー対応外の場合
- データのバックアップや復旧が必要な場合
持ち込み修理、出張修理、宅配修理など、サービススタイルもさまざまです。
見積もりを事前に確認し、納得できる業者に依頼することをおすすめします。
端末の買い替えの検討タイミング
何度も「更新プログラムの構成中に終わらない」現象が繰り返される場合や、ハードウェア自体が古いと感じる場合は、端末の買い替えを検討するタイミングかもしれません。
以下のようなポイントを目安にしましょう。
買い替えを検討するポイント | 主な理由 |
---|---|
購入から5年以上経過 | 部品劣化やサポート終了のリスク |
動作が著しく遅い | 新しいソフトやOSへの対応が厳しい |
修理費用が高額 | 新規購入の方がコストパフォーマンスが良い場合 |
新しいパソコンに買い替えることで、快適な操作環境とより高いセキュリティを確保できます。
データの移行方法や引き取りサービスも各メーカーや販売店が用意しているので、買い替え時はそちらも確認しましょう。
更新プログラムの構成トラブルを未然に防ぐポイント

更新プログラムの構成が終わらないといったトラブルは、ちょっとした工夫で予防できます。
以下のようなポイントを押さえて準備しておけば、スムーズなアップデートを実現しやすくなります。
定期的なバックアップの実施
更新プログラムを適用する際は、万が一のトラブルに備えて事前にバックアップを取っておくことが大切です。
Windows標準の「バックアップと復元」機能や市販のバックアップソフトを利用すると、簡単にデータの保護ができます。
バックアップはパソコン本体だけでなく、外付けハードディスクやクラウドストレージなどにも分散しておくとより安心です。
大事な写真や書類などを守るためにも、定期的なバックアップの習慣を身につけましょう。
- 月に一度はバックアップ実施
- 大事なデータはクラウドにも保存
- バックアップ完了後に更新を開始
事前の空き容量チェック
パソコンの空き容量が足りないと、更新プログラムの構成が進まなくなることがあります。
更新前には必ずディスクの空き容量を確認して、不足している場合は不要なファイルを削除しましょう。
以下はWindowsで主要なドライブの空き容量を確認する手順です。
手順 | 詳細 |
---|---|
1 | エクスプローラーを開く |
2 | 「PC」または「コンピューター」を選択 |
3 | ローカルディスクの空き領域を確認 |
最低でも20GB程度の空き容量があると安全です。
不要なファイルやアプリはアップデート前に整理しておきましょう。
更新前の周辺機器取り外し対応
USBメモリや外付けハードディスク、プリンタなどの周辺機器が接続されたままだと、更新時に予期しないトラブルが発生することがあります。
更新プログラムのインストール前には、基本的にパソコン本体以外の周辺機器は取り外しておきましょう。
取り外しが難しい機器がある場合は、メーカーのサイトで対応策を確認しておくと安心です。
周辺機器をあらかじめ外すことで、スムーズに更新プログラムの構成が進みやすくなります。
ネットワーク品質の確保
更新プログラムのダウンロードや構成には、安定したインターネット接続が不可欠です。
Wi-Fiの電波が弱い、回線が混雑しているなどの状態では、ダウンロードやインストールが途中で止まってしまうこともあります。
アップデート前には以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 重要な更新時は有線LANを利用
- 接続に不安がある場合はルーターの再起動
- 大容量のファイルダウンロード中を避ける
ネットワーク環境を整備することで、「更新プログラムの構成中に終わらない」問題を減らすことができます。
トラブル対応後に意識したいパソコンのメンテナンス

パソコンが「更新プログラムの構成中終わらない」といったトラブルを乗り越えた後は、今後同じような障害を防ぐためにも日頃のメンテナンスが欠かせません。
定期的なお手入れを意識することで、パソコンの安定した動作や快適な作業環境を保つことができます。
ここでは、特に意識したい3つのポイントをご紹介します。
不要ファイルの整理・削除
パソコンを長く使っていると、いつの間にか一時ファイルや古い書類、不要なアプリケーションなどが蓄積します。
これらの不要ファイルがたまると、ストレージ容量が圧迫されるだけでなく、Windowsアップデート時に十分な空き容量がないことでエラーやトラブルの原因にもなります。
下記のようなタイミングで不要ファイルの整理・削除を実践しましょう。
- 不要になったファイルやフォルダを定期的にチェック
- 「ディスククリーンアップ」機能やサードパーティ製のクリーンアップツールを活用
- ゴミ箱も定期的に空にする
これらをこまめに実施することで、システムの動作が軽くなり、トラブルの予防にもつながります。
ドライバーやアプリの最新化
パソコンのドライバーやインストールしているアプリケーションは、最新の状態に保つことが大切です。
古いドライバーやアプリが残っていると、Windowsの更新プログラムと相性が悪くなり、不具合やエラーの原因になることもあります。
ドライバーやアプリごとに公式サイトやストアからアップデート状況をチェックし、下記のように管理すると安心です。
種類 | 更新方法 | ポイント |
---|---|---|
デバイスドライバー | デバイスマネージャーまたはメーカー公式サイト | 特にグラフィックやネットワーク関連は重要 |
プリインストールアプリ | Microsoft Storeやアプリ内の更新機能 | 脆弱性への対策も兼ねて最新化 |
フリーソフト・外部導入アプリ | 公式サイトやアップデート通知 | 不明なアプリはアンインストールも検討 |
これによって、パソコン全体の安定性が高まります。
Windowsアップデートの正常動作確認
「更新プログラムの構成中終わらない」といった問題は、アップデートの途中で不具合が発生した場合に多く見られます。
普段からWindowsアップデートが正常に動作しているかどうかを定期的に確認する習慣をつけておきましょう。
チェックの際は以下の点を確認するとよいでしょう。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」から「更新プログラムのチェック」を実行
- エラーや警告メッセージが出ていないか確認
- 必要に応じてトラブルシューティングツールも活用
万が一おかしいと感じた場合は、早めに対策を講じることが、今後のトラブル回避につながります。
更新プログラムの構成中に終わらない問題について押さえておきたい総まとめ

ここまで、更新プログラムの構成中に終わらない場合の主な原因や対策について解説してきました。
パソコンやシステムのアップデートは安全性や快適な動作のために大切ですが、思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。
特に「更新プログラムの構成中です」という表示から進まない現象は多くの方が経験しやすい問題です。
そのため、事前にトラブル対策や復旧方法を知っておくことで、いざというときにも冷静に対処することができます。
今回ご紹介した内容を参考に、ご自身のパソコン環境や作業内容に合わせて適切に対処してください。
無理に電源を切るよりも、状況を見極めて正しい手順でトラブル解決を試みることが大切です。
定期的なバックアップや、日ごろのメンテナンスも今後の不安を減らすポイントになるでしょう。
困ったときはメーカーや専門のサポート窓口にも相談してみると、より安心して問題解決につながります。