最近のWebサイトやSNSではWebP形式の画像が増えていますが保存してから開こうとすると「この画像は表示できません」と出て戸惑うことがあります。
そんなときに役立つのがWebP画像をJPGに変換する方法であり環境に合ったやり方を知っておくと作業効率もトラブル回避も大きく変わります。
この記事ではWebP画像をJPGに変換する具体的な手順をWindowsやMacスマホ別に整理し安全性や画質の守り方もあわせて紹介します。
ブログ運営や資料作成で画像をよく扱う人向けに一括変換や運用のコツまでまとめているので自分の使い方に合う方法を選んでみてください。
WebP画像をJPGに変換する方法5つ
まずは今すぐ実践しやすいWebP画像をJPGに変換する代表的な5つの方法を環境別に整理します。
オンライン変換サイトを使う
インストール不要で手軽に試せるのがオンラインの画像変換サイトを使う方法です。
WebブラウザでWebPからJPGへの変換に対応したサイトを開きファイルをドラッグアンドドロップして出力形式としてJPEGを選ぶだけで変換できます。
アカウント登録不要で使えるサービスも多く一時的に数枚だけWebP画像をJPGに変えたいときに向いています。
一方で機密性の高い画像や社外秘の資料などは外部サイトにアップロードしないほうが安全なので用途を選んで活用しましょう。
Windowsで標準アプリを使う
Windowsでは標準搭載のアプリを使ってWebP画像をJPGとして保存し直すことができます。
WebPに対応している環境なら画像を右クリックしてペイントやフォトアプリで開き名前を付けて保存からJPEGを選択するだけで変換が完了します。
Windows11ではフォトアプリ経由で簡単に書き出しできるためソフトを追加したくない人にとって扱いやすい方法です。
同じフォルダ内に変換後のJPEGを保存しておけば古いアプリやOffice製品でも問題なく画像を挿入できるようになります。
Macでプレビューから書き出す
Macでは標準のプレビューアプリが強力な画像変換ツールとして使えます。
WebP画像をプレビューで開きファイルメニューの書き出すからフォーマットとしてJPEGを選び品質スライダーを調整すればJPGへの変換と圧縮率の設定を同時に行えます。
複数ファイルを一度に開いて一括で書き出すこともできるのでまとめてWebPからJPGに変換したいときにも便利です。
Automatorと組み合わせてワークフローを作れば特定のフォルダに入れたWebP画像を自動でJPGに変換する半自動処理も構築できます。
スマホアプリで変換する
スマホに保存したWebP画像をLINEや一部の画像編集アプリで共有しようとしてうまく開けないときは変換アプリを使うと解決しやすくなります。
AndroidやiPhone向けにはWebPをJPGやPNGに変換する専用アプリやファイルマネージャー機能が付いた画像編集アプリが多数公開されています。
アプリを起動してWebP画像を読み込み出力形式にJPEGを選べばその場でJPGファイルとして保存し直すことができます。
アプリによってはアルバム単位で一括変換できるものもあるため日常的にスマホで画像を扱う人は1つインストールしておくと安心です。
大量のWebP画像を一括変換する
数十枚から数百枚といった大量のWebP画像をJPGに変換したい場合はデスクトップ向けの一括変換ソフトを使うと効率的です。
フリーの画像変換ソフトの多くがWebPとJPGの相互変換に対応しておりフォルダごとドラッグアンドドロップして一括処理できるものもあります。
変換と同時に長辺のピクセル数をそろえたりファイル名のルールを統一したりできるため画像管理を整理したいときにも役立ちます。
処理前に出力先フォルダや品質設定を慎重に決めておくことで意図しない上書きや画質劣化を防げます。
WebPとJPGの違いを理解する
どの方法で変換するにしてもWebPとJPGそれぞれの特徴を理解しておくと目的に合った形式を選びやすくなります。
WebPの主な特徴
WebPはGoogleが開発した次世代の画像形式でWebページの表示高速化を目的として設計されています。
同じ見た目の画像をJPGよりも小さなファイルサイズで保存できることが多くモバイル回線での閲覧にも向いています。
透過やアニメーションにも対応しているためPNGやGIFの代わりとして使われる場面も増えています。
一方で一部の古いアプリや業務システムではまだ正式対応していないことがあり互換性に注意が必要です。
- 高い圧縮効率
- 透過のサポート
- アニメーション対応
- ブラウザでの利用が中心
- 古いソフトとの互換性に差
JPGの主な特徴
JPGは写真画像で最も広く使われている形式であり古いパソコンやスマホを含めてほぼすべての環境で表示できます。
フルカラー写真を滑らかに表現できる一方で圧縮率を上げ過ぎるとブロックノイズやにじみが目立つという性質があります。
透過やアニメーションはサポートしていませんが互換性の高さから資料作成や印刷入稿などビジネス用途でも標準的に利用されています。
WebPからJPGに変換する目的の多くはまさにこの互換性の高さを活かしたいというものです。
- ほぼ全環境で表示可能
- 写真向きのフルカラー対応
- 透過非対応
- アニメーション非対応
- 高圧縮時の劣化に注意
WebPとJPGの比較早見表
特徴を一覧にして比較するとどちらの形式を選ぶべきかが整理しやすくなります。
| 項目 | WebP |
|---|---|
| 圧縮効率 | 同画質ならJPGより小さい |
| 対応環境 | 新しめのブラウザ中心 |
| 透過 | 対応している |
| アニメーション | 対応している |
| 編集ソフトとの互換性 | 一部で制限あり |
WebPからJPGに変換するメリットとデメリット
WebP画像をJPGに変換する前にメリットとデメリットを理解しておくと後から後悔するリスクを減らせます。
JPGへ変換するメリット
JPGへ変換する最大のメリットは表示環境やアプリをほとんど選ばなくなることです。
古いブラウザやOfficeアプリしか使えない取引先に画像データを渡す場面でもJPG形式なら問題なく開いてもらえる可能性が高くなります。
また多くのオンライン画像編集サービスや印刷サービスがJPGを前提としているためワークフロー全体がスムーズになります。
- 表示互換性の向上
- OfficeやPDFとの相性の良さ
- 印刷サービスで扱いやすい
- 多くの編集ソフトで安定
JPGに変換するデメリット
一方でWebPからJPGに変換するとWebPならではのメリットが失われる点には注意が必要です。
透過情報やアニメーションはJPGに変換した時点で使えなくなりファイルサイズも条件によっては逆に大きくなることがあります。
特に一度JPGに変換してからさらに再圧縮を繰り返すと画質劣化が蓄積するため編集前の元データは別で保管しておいたほうが安心です。
- 透過が使えなくなる
- アニメーションが失われる
- 再圧縮による劣化リスク
- 必ずしも容量が小さくならない
変換が向いているケースの目安
どんな場面でWebPからJPGへの変換を選ぶべきかをケースごとに整理しておきます。
| ケース | WebPからJPGへの変換が有利な場面 |
|---|---|
| 取引先や顧客に画像を渡す | 相手の環境が不明ならJPGにしておく |
| WordやPowerPointで資料作成 | 貼り付けトラブルを避けるためJPGが無難 |
| 印刷物に使う写真 | 入稿指定がJPGのみの場合が多い |
| アニメーションや透過が不要 | 静止画としてJPGにまとめて問題ない |
変換時に画質と容量を両立させるコツ
適切な設定で変換すればJPGでも十分高画質を保ちながら容量を抑えた運用が可能です。
画質設定の目安
多くの変換ツールではJPEGの品質を0から100の数値やスライダーで指定できますがどの程度にすればよいか迷いがちです。
一般的には品質70から85付近がWeb用途でのバランスが良いとされておりそれ以上にしても見た目の差が小さい割にファイルサイズだけが増えることがあります。
写真の種類や用途によって最適値は変わるので用途別の目安を覚えておくと調整しやすくなります。
| 用途 | 推奨品質の目安 |
|---|---|
| ブログ用の一般的な写真 | 70〜80前後 |
| 商品画像やポートレート | 80〜90前後 |
| サムネイルや小さな画像 | 60〜70前後 |
| 印刷用に近い用途 | 90以上を検討 |
リサイズとトリミングの活用
画質を保ったまま容量を減らしたい場合は変換と同時に画像のサイズ自体を見直すのが効果的です。
表示サイズよりも極端に大きい解像度の画像をそのまま使うと無駄なピクセルが多くファイルサイズだけが肥大化してしまいます。
長辺のピクセル数をサイトのレイアウトに合わせて揃え不要な余白をトリミングすれば見た目を損なわずにデータ量だけを削れます。
- 表示幅に合わせて長辺を統一
- 不要な余白をトリミング
- サムネイル用に別サイズを用意
- 縦横比が崩れないように注意
元データのバックアップを残す
一度JPGに変換した画像をさらに何度も編集して保存し直すと劣化が積み重なるため元のWebPやオリジナル画像を別フォルダに保管しておくことが重要です。
変換作業はコピーを基準に行い必要に応じて再変換できるようにしておけば画質のやり直しも簡単になります。
クラウドストレージなどにオリジナルのバックアップをまとめておくとパソコンの故障や誤削除があっても安心です。
ブログ運営でのWebPとJPGの使い分け
日常的にブログやWebサイトを更新している場合はWebPとJPGの長所を組み合わせて使い分けることで表示速度と互換性のバランスを取りやすくなります。
対応状況が不安なときの基本方針
アクセス解析を見ると古いブラウザやレガシー環境からのアクセスが一定数ある場合WebPのみで配信するのはややリスクがあります。
その場合はまずJPGを基本形式として用意し対応している環境ではWebPを優先的に配信する構成を検討すると安全です。
画像配信サービスやCDNの中には同じ画像から環境に応じて自動でWebPやJPGを出し分けてくれるものもあるため将来的に導入を検討する価値があります。
WordPressでの実務的な使い方
WordPressではテーマやプラグインによってWebP対応状況が異なるため運用前にメディアライブラリや実際の投稿ページで表示を確認しておく必要があります。
既存のJPG画像を一括でWebPに変換するプラグインも存在しますがブラウザ互換性やバックアップの有無を考えた上で慎重に設定を行いましょう。
サーバー容量に余裕があればWebPとJPGを両方保持しておき対応環境ごとに切り替える構成のほうが安全です。
- テスト環境で表示確認
- 自動変換プラグインの設定確認
- 元のJPGファイルを残しておく
- キャッシュと併用して高速化
サイト表示速度とSEOへの影響
画像の容量はページ表示速度に直結し検索エンジンの評価にも少なからず影響するためWebPとJPGの使い分けは技術的な最適化の一部と捉えることができます。
メインの画像はWebPで軽量化しつつ互換性が必要な場面ではJPGを併用することでユーザー体験と技術要件のバランスを取りやすくなります。
定期的にページ速度計測ツールを使って画像の読み込み時間を確認し必要に応じて品質やサイズを見直す運用が理想的です。
| 画像形式 | 主な使いどころ |
|---|---|
| WebP | 新しいブラウザからのアクセスが多いページ |
| JPG | 資料配布や印刷が前提のコンテンツ |
| 併用 | 互換性と高速表示の両立を狙うページ |
WebPとJPGの変換を日常の作業に取り入れる
WebP画像をJPGに変換する方法を覚えておくと画像が開けないといったトラブルに柔軟に対応できるだけでなく資料作成やブログ運営の作業効率も大きく向上します。
オンラインツールや標準アプリ一括変換ソフトなどを自分の環境に合わせて組み合わせれば画質を保ちながら容量も抑えたスマートな画像運用が実現できます。
まずは日頃よく使うデバイスで一番簡単に試せる方法から取り入れ少しずつ品質設定やサイズ調整にも慣れていくことでWebPとJPGの変換を日常のルーチンにしていきましょう。

