YouTubeで音が出ないときは、動画側の設定なのか、パソコンやスマホの設定なのか、原因の切り分けができると短時間で解決しやすくなります。
この記事では、YouTubeで音が出ないときの代表的な原因と対処法を、まずは共通の基本設定から、その後パソコンとスマホに分けて順番に整理していきます。
一つひとつ設定を見直しながら進めれば、専門知識がなくても自分で音声トラブルを改善できるはずです。
YouTubeで音が出ないときの対処法7つ
YouTubeで音が出ないときは、まずはデバイスやYouTubeプレーヤーの基本的な設定を見直すことで、シンプルな原因を素早くつぶしていくのが効率的です。
プレーヤーの音量アイコン
YouTubeの画面右下にあるスピーカーのアイコンがミュートになっていないかを最初に確認します。
スピーカーアイコンに斜線が入っているときはミュート状態なので、クリックまたはタップして解除します。
音量スライダーが小さい位置にある場合は、ドラッグして右側に動かし、十分な音量になるように調整しましょう。
他の動画でも同じように確認し、プレーヤー側の設定がすべての動画で適切かどうかを見ておくと安心です。
デバイスの音量ボタン
スマホやノートパソコン本体に付いている音量ボタンが最小になっていないかもあわせて確認します。
スピーカーから全く音が出ていないときは、音量ボタンを数回押して音量バーが上がるかどうかをチェックしましょう。
キーボードにミュート用のキーがある機種では、誤ってミュートキーを押している可能性もあります。
音量ボタンやミュートキーに関するランプ表示がある場合は、点灯状態も確認しておくと原因の切り分けに役立ちます。
タブやアプリのミュート状態
パソコンでブラウザからYouTubeを見ているときは、ブラウザのタブ単位で音がミュートされていないかを確認します。
タブに表示されるスピーカーアイコンを右クリックして、ミュートの解除やタブごとの音量設定を見直します。
スマホアプリ版では、アプリ側のサウンド許可がオフになっていると音が出ないことがあります。
設定アプリから該当のブラウザやYouTubeアプリを開き、サウンドの権限が有効になっていることも確認しておきましょう。
イヤホンやスピーカーの接続
イヤホンや外付けスピーカーを使用している場合は、プラグやBluetooth接続の状態を見直します。
プラグが半分だけ刺さっているときは、左右どちらかだけ音が出たり、全く音が出ないことがあります。
Bluetooth機器を使っている場合は、別のデバイスにつながったままになっていないかを確認し、一度接続を解除してから再ペアリングすると改善することがあります。
外付けスピーカーの電源や音量つまみもゼロになっていないか確認して、スピーカー側の設定も一緒に見直しましょう。
サウンド出力デバイス
パソコンでは、音声の出力先が意図しないデバイスに切り替わっていると、YouTubeの音が出ていないように感じます。
WindowsやmacOSのサウンド設定を開き、現在選択されている出力デバイスが使いたいスピーカーやヘッドホンになっているかを確認します。
モニター内蔵スピーカーや古いオーディオデバイスが選ばれているときは、正しい出力先に変更してから音声を再生してみましょう。
外付けモニターや音響機器を頻繁に接続している環境では、この設定がいつの間にか切り替わっているケースがよくあります。
ブラウザやアプリの一時的な不具合
YouTubeで音が出ない原因がブラウザやアプリの一時的な不具合の場合は、再起動やアップデートで解消することが多いです。
ブラウザ視聴の場合は、全てのタブを閉じてからブラウザを終了し、再度立ち上げてYouTubeを開き直します。
アプリ版YouTubeでは、一度アプリを強制終了してから再起動し、それでも改善しないときはアップデートや再インストールも検討します。
別のブラウザや別の端末で再生してみて、問題が特定のアプリや環境に限られていないかを確かめることも効果的です。
OSや機器の再起動
ここまでの対処で解決しないときは、パソコンやスマホ本体を再起動して、OSの一時的な不具合をリセットします。
アップデート直後や長時間スリープを繰り返した後は、内部の音声関連サービスが不安定になることがあります。
再起動によってドライバーやサービスが正常に立ち上がり直し、YouTubeの音声が復活するケースは少なくありません。
再起動後も問題が続く場合は、以降のセクションで解説するような、より詳細な設定の見直しを進めていきましょう。
パソコンで音が出ないときの確認順序
パソコンでYouTubeの音が出ないときは、WindowsやmacOSのサウンド設定、ブラウザの設定や音量ミキサーなど、パソコン特有の項目を順番に確認することが大切です。
音量ミキサー
Windowsではアプリごとに音量を管理できる音量ミキサーがあり、ブラウザだけがミュートされている場合があります。
タスクバー右下のスピーカーアイコンを右クリックし、音量ミキサーを開いてブラウザの音量がゼロになっていないかを確認します。
ブラウザの音量アイコンにミュートマークが表示されている場合は、クリックしてミュートを解除します。
複数のブラウザを使っている環境では、それぞれのアプリに対して音量設定が分かれているため、利用中のブラウザを間違えないように注意しましょう。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| マスタ音量 | 全体の音量が十分な高さか |
| ブラウザ音量 | 該当ブラウザがミュートではないか |
| 他アプリ音量 | 他アプリの音量とのバランス |
| デバイス表示 | 正しい出力デバイスが選択されているか |
サウンド出力先
外付けディスプレイやUSBスピーカーを接続している場合、サウンドの出力先が自動で切り替わることがあります。
設定アプリからサウンドの項目を開き、出力デバイス一覧の中から実際に使っている機器が選ばれているかを確認します。
複数のスピーカー名が表示されるときは、一つずつ選択してテスト再生を行い、どのデバイスから音が出るかを確かめるとよいでしょう。
不要な古いデバイスが一覧に残っている場合は、削除や無効化を行うとトラブルの再発を防ぎやすくなります。
ブラウザ設定
ブラウザ側の設定でサイトごとのサウンド許可が制限されていると、YouTubeのみ音が出ない状態になることがあります。
ブラウザの設定画面からサイトの権限やサウンドに関する項目を開き、YouTubeが「音声を許可」に設定されているか確認します。
広告ブロッカーやセキュリティ系の拡張機能が原因で音声再生に影響が出るケースもあるため、一時的に拡張機能をオフにして挙動を確かめてみましょう。
ブラウザのキャッシュやCookieを削除してから再起動すると、古い設定に起因する不具合が解消されることもあります。
- サウンド権限の状態
- 拡張機能の影響
- キャッシュとCookieの削除
- 別ブラウザでの再生確認
OSのアップデートと再起動
古いバージョンのOSやサウンドドライバーを使っていると、ブラウザとの相性問題から音が出ないトラブルが発生する場合があります。
Windows UpdateやmacOSのソフトウェアアップデートを実行し、サウンド関連の更新が含まれていないかを確認しましょう。
アップデート適用後は必ずパソコンを再起動し、ドライバーやサービスが正しく読み込まれている状態でYouTubeを再生してみます。
アップデートの直後は一時的に動作が重くなることもあるため、数分待ってから再生を試すと安定した結果を得やすくなります。
スマホで音が出ないときの確認順序
スマホでYouTubeの音が出ないときは、メディア音量やサイレントモード、Bluetoothの接続状態、アプリ自体の不具合などを順番に見直すと原因を特定しやすくなります。
メディア音量
スマホでは着信音量と動画などのメディア音量が別々に管理されているため、メディア音量だけがゼロになっている場合があります。
動画を再生しながら音量ボタンを押し、画面に表示されるのがメディア音量になっているかを確認します。
メディア音量のバーが最小になっている場合は、十分な高さまで上げてから再度YouTubeを再生してみましょう。
端末によっては設定アプリのサウンド項目から、メディア音量を個別に調整できるので、そちらもあわせて見ておくと安心です。
サイレントモード
スマホのサイレントモードやおやすみモードがオンになっていると、通知音だけでなくメディア音も抑えられる場合があります。
画面上部からクイック設定を開き、ベルマークや月のマークなどが有効になっていないか確認してみましょう。
サイレントモードをオフにしても改善しないときは、一度通常モードとバイブレーションモードを切り替えてから再度再生すると、内部の状態がリセットされることがあります。
集中モードや専用の省電力モードがメディア再生を制限しているケースもあるため、その設定も併せて確認しておくとよいでしょう。
Bluetooth機器
ワイヤレスイヤホンやスピーカーを使っているときは、スマホの音声出力がその機器に固定されている可能性があります。
YouTubeの音が出ないと感じたときは、Bluetooth設定画面を開き、接続中の機器がないかを確認します。
意図しない機器に接続されているときは、一度接続を解除するか、Bluetooth自体をオフにして本体スピーカーから音が出るかを試します。
よく使う機器については、接続が不安定な場合に備えて再ペアリングを行うと、今後の音切れや無音トラブルの予防につながります。
- 接続中のBluetooth機器
- 音声出力先の切り替え
- 一時的なBluetoothオフ
- 再ペアリングの実施
アプリのキャッシュと再インストール
スマホ版YouTubeアプリでのみ音が出ない場合は、アプリのキャッシュやデータが破損している可能性があります。
設定アプリからYouTubeを選び、キャッシュの削除や強制停止を行ったうえで再びアプリを起動し、状況が改善するかを確認します。
改善しないときは、アプリを一度アンインストールしてから最新版をインストールし直すことで、古い不具合が解消されることがあります。
ストレージの空き容量が極端に少ないときもアプリの動作が不安定になるため、不要なアプリやデータを整理しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
機器やネットワーク以外の原因
機器や設定に問題が見当たらないのにYouTubeで音が出ない場合は、特定の動画やネットワーク環境、サービス側の不具合など、利用者側では対処しづらい原因も視野に入れる必要があります。
特定動画の不具合
同じ端末や同じアカウントでも、特定の動画だけ音が出ない場合は、その動画ファイル自体に問題がある可能性があります。
別の動画を複数再生してみて、音が出るものと出ないものが混在していないかを確認しましょう。
権利上の理由から一部の音声トラックが制限されているケースもあり、その場合は視聴者側で設定を変えても改善しません。
どうしてもその動画の内容を確認したい場合は、投稿者の他の動画や公式サイトなど、別の情報源を探すことも検討しましょう。
ライブ配信やプレミア公開のトラブル
ライブ配信やプレミア公開の動画では、配信者側の設定ミスや回線トラブルが原因で音声が届かないことがあります。
コメント欄に同じような「音が出ない」という声が複数投稿されている場合は、視聴者側ではなく配信側の問題である可能性が高いです。
配信者が設定を修正するのを待つか、アーカイブが公開されてから改めて視聴すると音声が正常になるケースも少なくありません。
同じ時間帯に他の動画では音が出ているかを確認することで、自分側の環境が原因かどうかを切り分けやすくなります。
通信環境やサービス側の不具合
通信速度が極端に遅い環境や、不安定なWiFiを使っていると、映像は表示されても音声が途切れたり無音になったりすることがあります。
一度動画の画質を低めに設定し直し、音声が安定するかどうかを確認しましょう。
他の動画配信サービスでも同じように音が出ない場合は、回線自体の問題が疑われるため、ルーターの再起動や別回線への切り替えを試します。
一方で、同じ回線で他サービスは問題なく使えるのにYouTubeだけおかしい場合は、一時的なサービス側の障害情報が出ていないかも確認しておくと安心です。
YouTubeの音声トラブル対処のポイント
YouTubeで音が出ないときは、まずプレーヤーの音量アイコンやデバイスの音量ボタン、タブやアプリのミュート状態を確認し、簡単に直せる設定から順番に見直すことが大切です。
そのうえで、パソコンでは音量ミキサーやサウンド出力先、ブラウザ設定やOSアップデート、スマホではメディア音量やサイレントモード、Bluetooth機器、アプリのキャッシュ削除や再インストールといった項目を一つずつ確認していきます。
機器の設定に問題が見当たらないときは、特定動画やライブ配信、通信環境、サービス側の一時的な不具合なども視野に入れて、複数の動画や別サービスで状況を比較すると原因の切り分けがしやすくなります。
この記事で紹介した流れに沿って落ち着いて設定を見直していけば、多くのケースでYouTubeの音声トラブルを自分で解消できるはずです。
