Microsoft Teamsを使っていて「相手と画面が違う」「サポートにバージョンを教えてと言われた」といった経験がある人は多いです。
そんなときにすぐTeamsのバージョンを確認できると、トラブルの切り分けやアップデートの判断がとてもスムーズになります。
ここではWindowsやMac、ブラウザー版、スマホアプリなど主要な環境ごとにTeamsのバージョンを確認する方法を整理して紹介します。
あわせて、バージョン情報をどのように活用すれば業務の止まり時間を減らせるかも説明していきます。
Teamsのバージョンを確認する方法5ステップ
このセクションでは、もっとも質問が多いTeamsのバージョン確認方法を、利用環境ごとに5つのステップとして整理します。
仕事用アカウントか無料版か、新しいTeamsか従来版かに関わらず、基本的な探し方の考え方は同じです。
自分がどの画面を使っているのかを意識しながら、落ち着いて順番にたどるのがポイントです。
Windowsデスクトップ版での確認手順
WindowsでTeamsアプリを使っている場合は、画面右上のメニューからバージョンを確認できます。
画面右上の「設定など」と表示された三点リーダーのボタンをクリックしてメニューを開きます。
メニューの中から「設定」を選び、左側の一覧から「Teamsについて」または「バージョン情報」に相当する項目をクリックします。
表示された画面の「バージョン」欄に、現在インストールされているTeamsのバージョン番号と更新状況が表示されます。
Macデスクトップ版での確認手順
MacでTeamsを利用している場合は、Windows版とはメニューの位置が少し異なります。
画面上部のメニューバーに表示されている「Microsoft Teams」をクリックし、その中の「Microsoft Teamsについて」や「バージョン情報」を開きます。
新しいTeamsクライアントの場合は、Windows版と同様に画面右上の「設定など」から「設定」へ入り、「Teamsについて」からバージョンを確認できることもあります。
いずれの場合も、表示されたダイアログや設定画面の中に現在のバージョン番号と最終更新日時が表示されます。
ブラウザー版Teamsでの確認の考え方
ブラウザーからhttps://teams.microsoft.comにアクセスして使うWeb版のTeamsでは、デスクトップアプリのように細かなビルド番号を意識することはあまりありません。
Web版は基本的にサーバー側で常に最新の状態へ更新されるため、ユーザー側はブラウザーを最新に保つことが重要になります。
画面右上の「設定など」から「設定」や「Teamsについて」を開くと、Webクライアントのバージョンやライセンス情報が表示されることがあります。
ただし、トラブルシューティングではTeamsのバージョンだけでなく、利用しているブラウザーの種類とバージョンを合わせて伝えることが大切です。
iPhone版Teamsアプリでの確認手順
iPhoneのTeamsアプリでバージョンを確認したい場合は、アプリ右上または左上に表示されるプロフィールアイコンから始めます。
プロフィールアイコンをタップし、メニューから「設定」を開きます。
設定画面の中にある「情報」や「バージョン」の項目をタップすると、現在インストールされているTeamsアプリのバージョン番号が表示されます。
最新に保ちたい場合は、App StoreでMicrosoft Teamsを検索し、アップデートがあるかどうかを確認してインストールします。
Android版Teamsアプリでの確認手順
Android版のTeamsアプリでも、基本的な確認手順はiPhone版とほぼ同じです。
アプリ内のプロフィールアイコンをタップし、「設定」から「情報」や「バージョン」という項目を探します。
その画面で表示されているバージョン番号が、現在のTeamsアプリのバージョンです。
更新したいときは、Google PlayストアでMicrosoft Teamsを開き、アップデートボタンが表示されていれば実行します。
Teamsの画面ごとに異なるバージョン表示のポイント
ここからは、新しいTeamsと従来版、無料版と職場や学校向けなど、画面によって違うバージョン表示の特徴を整理します。
自分がどのタイプのクライアントを使っているかを把握しておくと、画面の違いで迷いにくくなります。
バージョンの探し方そのものだけでなく、「どのラベルがどのTeamsを指しているのか」を理解しておくことが大切です。
新しいTeamsと従来版の違い
現在はパフォーマンスが向上した新しいTeamsクライアントと、従来のTeamsクライアントが混在している環境もあります。
新しいTeamsではウィンドウ上部やアプリのアイコン周辺に「新しいTeams」を示すラベルやトグルスイッチが表示されることがあります。
従来版と比べて設定画面の構成や項目名が少し変わっていても、「設定」から「Teamsについて」や「バージョン情報」を探すという基本方針は同じです。
どちらのクライアントを使っているか分からない場合は、画面のデザインとアイコンの表示位置を手がかりに見分けるとよいでしょう。
無料版と職場や学校向け版の違い
Teamsには個人向けの無料版と、Microsoft 365の一部として提供される職場や学校向けの版があります。
バージョンの確認方法はほぼ共通ですが、画面上のラベルやライセンス情報の表示が少し異なります。
自分のアカウント種別を理解しておくと、サポート記事や管理者からの案内と照らし合わせやすくなります。
- 個人用無料アカウント
- 職場アカウント
- 学校アカウント
- Microsoft 365ライセンスの有無
- サインインに使っているメールアドレスの種類
Web版とデスクトップ版の更新タイミング
Web版Teamsとデスクトップ版Teamsでは、同じバージョン番号でも更新タイミングや表示のされ方に違いがあります。
Web版はTeams側とブラウザー側の両方が影響し、デスクトップ版はアプリ自体がバックグラウンドで少しずつ更新されます。
それぞれの特徴を知っておくと、「なぜ自分だけ画面が古いのか」といった疑問を整理しやすくなります。
| クライアント種別 | デスクトップ版 |
|---|---|
| 更新の主な仕組み | アプリの自動更新 |
| ユーザーの操作 | 設定から更新確認 |
| Webクライアント種別 | ブラウザー版 |
| 更新の主な仕組み | サーバー側更新 |
| ブラウザー側の影響 | ブラウザーバージョン |
バージョン確認で分かることと確認すべきタイミング
次に、Teamsのバージョン情報から何が分かり、どのようなタイミングで確認しておくと役立つのかを整理します。
単に数字を眺めるのではなく、業務のどの場面でその情報が意味を持つのかを意識することがポイントです。
あらかじめ確認しておけば、トラブル発生時に慌てず必要な情報を伝えられます。
バージョン確認で把握できる情報
Teamsのバージョン画面では、単なるビルド番号だけでなく、更新の有無やライセンス情報が表示される場合があります。
これらの情報を読み取ることで、どの世代のクライアントを使っているのかや、最新機能が使える状態かどうかを判断できます。
また、職場や学校向けの場合はテナントごとの配布ポリシーの影響も受けるため、同じ組織内でも一部のユーザーだけバージョンが異なることがあります。
日頃からどの数字が何を意味しているのか意識しておくと、問い合わせ時に話が早くなります。
- バージョン番号
- ビルド番号
- 更新日時
- ライセンス種別
- クライアント種別
トラブル時に優先して確認したい場面
お問い合わせの多いトラブルには、画面共有がうまくいかないケースや会議に入れないケースなど、バージョン差が原因になりやすいものがあります。
こうした場面でバージョンを確認しておくと、原因が「設定の問題なのか」「古いクライアントなのか」を切り分けやすくなります。
具体的にどの場面で何を確認しておくとよいかをイメージしておくと安心です。
| 場面 | 会議に参加できない |
|---|---|
| 確認ポイント | TeamsのバージョンとOS |
| 場面 | 画面共有が落ちる |
| 確認ポイント | TeamsバージョンとGPU設定 |
| 場面 | 機能が表示されない |
| 確認ポイント | クライアント種別と更新状況 |
定期的な確認が役立つタイミング
新機能のリリースが多い時期や、大型のUI変更が予定されているタイミングでは、定期的なバージョン確認が特に役立ちます。
また、組織全体でTeamsの活用度が高まっているときには、会議トラブルを防ぐために定期的な確認をルール化する企業もあります。
月に一度程度「バージョン確認と更新」を習慣化しておくと、トラブルを事前に防ぎやすくなります。
テレワークや出張が多いメンバーほど、接続環境が変わる前にバージョンを見直しておくと安心です。
Teamsのバージョンを最新に保つ更新のコツ
このセクションでは、Teamsのバージョンを最新に近い状態に保つための実務的なコツを紹介します。
デスクトップアプリもモバイルアプリも基本的には自動更新ですが、環境によっては手動での確認が必要になる場合があります。
更新にまつわるポイントを押さえておくことで、古いバージョンが原因の不具合を減らすことができます。
WindowsとMacでの更新の流れ
WindowsとMacのTeamsデスクトップアプリは、バックグラウンドで自動的に更新される仕組みになっています。
それでもネットワーク制限やPCの設定によって、しばらく更新が反映されないケースもあります。
そんなときは手動で更新を確認すると、最新バージョンへの切り替えがスムーズになります。
- アプリを起動したままにする
- 「設定など」から更新状況を確認する
- OSの更新もあわせて行う
- プロキシやVPNの有無を確認する
- 必要に応じて再起動する
手動更新と自動更新の違い
Teamsは基本的に自動更新が前提ですが、手動で更新を促す操作も用意されています。
それぞれの仕組みの違いを理解しておくと、トラブル時にも余計な操作をせずに済みます。
どのようなケースでどちらが使われるのかを整理しておくと便利です。
| 更新方式 | 自動更新 |
|---|---|
| きっかけ | バックグラウンド処理 |
| ユーザー操作 | 基本的に不要 |
| 更新方式 | 手動更新 |
| きっかけ | 設定画面からの操作 |
| 利用場面 | 不具合時や新機能確認時 |
更新前に注意したいポイント
バージョンを更新する前には、会議の予定や利用中のアドインとの相性など、いくつか注意しておきたい点があります。
特に重要な会議の直前に大きな更新を行うと、まれに予期しない挙動が発生することもあります。
更新のタイミングや事前準備を意識することで、業務への影響を最小限に抑えられます。
チームで一斉に更新する場合は、あらかじめ周知し、予備の連絡手段も用意しておくと安心です。
トラブル時に役立つTeamsバージョン情報の伝え方
最後に、バージョン情報を実際のサポートやトラブルシューティングでどう活用するかを見ていきます。
問い合わせのときにどの情報をどの順番で伝えるかを決めておくと、サポート側も原因を特定しやすくなります。
個人利用でも、コミュニティやフォーラムで質問するときにバージョン情報を添える習慣をつけておくとよいでしょう。
問い合わせ前にメモしておきたい情報
サポート窓口や社内の情報システム部門に問い合わせる前に、いくつかの基本情報をメモしておくと話がスムーズです。
Teamsのバージョンだけでなく、OSやブラウザー、利用場所などもあわせて整理しておきましょう。
特にリモートワーク環境では、ネットワークの種類も重要な手がかりになります。
- Teamsクライアント種別
- Teamsバージョン番号
- 利用しているOS
- 利用しているブラウザー
- 接続中のネットワーク環境
社内ヘルプデスクに伝えるとスムーズなポイント
社内のヘルプデスクに相談するときは、単に「動かない」と伝えるよりも、バージョン情報を含めた具体的な状況を整理して伝えることが大切です。
例えば「Windows 11のデスクトップアプリで、バージョンが○○の状態で会議に参加できない」といった形で説明すると、担当者は設定かバージョンかを判断しやすくなります。
同じ部署内で似たトラブルが起きている場合は、バージョンの共通点がないかを見てもらうと原因に近づきやすいです。
日ごろから問い合わせテンプレートにバージョン欄を用意しておくと、利用者も入力しやすくなります。
管理者が組織全体のバージョンを把握する方法
組織管理者の立場では、個々のユーザーではなく、組織全体としてどのバージョンのTeamsクライアントが使われているかを把握する必要があります。
管理センターやレポート機能を使えば、OS別やクライアント別に利用状況やバージョンを集計できる場合があります。
こうしたレポートを活用すると、古いバージョンが残っている端末や特定バージョンに偏っている端末を洗い出しやすくなります。
| レポート種別 | クライアント使用状況 |
|---|---|
| 主な用途 | OSやクライアント別の集計 |
| レポート種別 | バージョン別利用状況 |
| 主な用途 | 古いバージョンの把握 |
| レポート種別 | 更新ポリシーの確認 |
| 主な用途 | 配布設定の見直し |
Teamsのバージョン確認を日常業務に取り入れるコツ
Teamsのバージョン確認は、トラブルが起きてから慌てて行うより、日常的な業務フローの一部として組み込んでおくと効果的です。
月に一度のPCメンテナンスやOS更新のタイミングで、Teamsのバージョンも一緒に確認する習慣をつけると、古いクライアントのまま放置されるリスクを減らせます。
また、社内の操作マニュアルやヘルプページにバージョン確認の手順を載せておくと、メンバーが自分で状況を説明しやすくなります。
日ごろから「自分のTeamsがどのバージョンか」を意識することで、オンライン会議のトラブルや機能差によるストレスを少しずつ減らしていけるはずです。

