Zoomの言語設定が英語表示になってしまい、日本語に戻せず困っている人は少なくありません。
また、日本語から英語表示に切り替えて海外メンバーと同じ画面構成にそろえたいケースもよくあります。
この記事ではZoomの言語設定をパソコンとスマホ別に整理し、日本語と英語をスムーズに切り替える具体的な手順をまとめます。
あわせて、設定が反映されないときの原因や業務での活用ポイントも紹介するので、最初に一度流れをつかんでおくと安心です。
Zoomの言語設定を日本語と英語で切り替える5つのパターン
ここではZoomの言語設定を変える代表的な5パターンを取り上げて、それぞれの操作手順と特徴を整理します。
WindowsやMacのデスクトップアプリだけでなく、ブラウザ版やスマホアプリの仕組みの違いも押さえておきましょう。
どの環境から操作しているのかを意識して読み進めると、迷わずに言語を切り替えられます。
Windowsデスクトップアプリ
WindowsではZoomアプリ本体の画面からではなく、タスクトレイのZoomアイコンから言語設定を変更します。
まずZoomデスクトップアプリを起動した状態で、画面右下の通知領域にあるZoomアイコンを探します。
そのアイコンを右クリックし、「言語の切り替え」や「Switch Languages」にカーソルを合わせると、利用できる言語一覧が表示されます。
一覧から日本語または英語など希望の言語を選ぶとZoomが自動的に終了し、再起動後に選択した言語で表示されるようになります。
| 対象環境 | Windowsデスクトップアプリ |
|---|---|
| 主な用途 | 自宅やオフィスのPCからの会議参加 |
| 設定メニュー | タスクトレイのZoomアイコンの右クリックメニュー |
| 選択できる言語 | 日本語や英語など複数のインターフェース言語 |
| 注意点 | 言語変更後にZoomが再起動され再サインインが必要な場合がある |
Macデスクトップアプリ
MacでもZoomの言語設定はアプリ画面ではなく、DockにあるZoomアイコンから切り替えます。
Zoomデスクトップアプリを起動したら、DockのZoomアイコンを右クリックまたはオプションキーを押しながらクリックします。
表示されたメニューで「言語の切り替え」や「Switch Languages」にカーソルを合わせ、一覧から使いたい言語を選びます。
切り替えを確認するダイアログで承認するとアプリが再起動し、次回起動時から選択した言語で表示されます。
| 対象環境 | Macデスクトップアプリ |
|---|---|
| 主な用途 | Macからのオンライン会議やウェビナー |
| 設定メニュー | DockのZoomアイコンのコンテキストメニュー |
| 選択できる言語 | 日本語や英語を含む複数のUI言語 |
| 注意点 | 切り替え後はZoomを再起動してからミーティングに参加する |
Webポータル
ブラウザでzoom.usやZoomの日本語サイトにアクセスしている場合は、Webページ自体の言語設定を変えられます。
サインインしていない場合は、ページ最下部にある「言語」のプルダウンから日本語やEnglishを選ぶと、その場で表示が切り替わります。
サインインしている場合はプロフィール画面にある「言語」項目の編集から、アカウントに紐づく表示言語を選択して保存できます。
Webポータルの言語を変えてもミーティング画面の表示と連動しないことがあるので、アプリ側の設定も確認しておくと安心です。
| 対象環境 | WebポータルのZoomアカウントページ |
|---|---|
| 主な用途 | ライセンス管理やプロフィール編集などの管理操作 |
| 設定メニュー | ページ下部の言語メニューまたはプロフィールの言語設定 |
| 選択できる言語 | 日本語やEnglishなどのWeb表示言語 |
| 注意点 | Webの言語設定はデスクトップアプリの表示と必ずしも一致しない |
iPhoneとiPadアプリ
iPhoneやiPadのZoomアプリでは、アプリ単体の中に言語設定メニューは基本的に用意されていません。
代わりにiOS本体の「設定」アプリから「一般」や「言語と地域」を開き、デバイスの使用言語を日本語や英語に設定します。
OSの言語を変更したうえでZoomアプリを一度終了し、再度起動するとアプリの表示言語も自動的に切り替わります。
社用端末でOS言語を変えると他のアプリにも影響するため、業務の運用ルールに沿って慎重に扱いましょう。
| 対象環境 | iPhoneやiPadのZoomアプリ |
|---|---|
| 主な用途 | 外出先や自宅からのモバイル参加 |
| 設定メニュー | iOSの「設定」アプリ内の言語と地域 |
| 選択できる言語 | iOSで利用可能なシステム言語 |
| 注意点 | デバイス全体の表示言語が変わるため影響範囲が広い |
Androidアプリ
Android版ZoomアプリもiOSと同様に、OSで設定された言語がそのままアプリの表示に反映されます。
Android本体の「設定」アプリから「システム」や「言語と入力」を開き、「言語」画面で日本語や英語を一番上に設定します。
設定変更後にZoomアプリを終了して再度起動すると、選んだ言語でメニューやボタンが表示されるようになります。
機種やAndroidのバージョンによってメニュー名が多少異なることがあるため、近い名称を探しながら操作するとスムーズです。
| 対象環境 | AndroidスマホやタブレットのZoomアプリ |
|---|---|
| 主な用途 | モバイルネットワークを使った会議参加 |
| 設定メニュー | Androidの設定アプリ内の言語関連メニュー |
| 選択できる言語 | Androidで利用可能なシステム言語 |
| 注意点 | メーカー独自UIの場合はメニュー名称が少し異なる可能性がある |
Zoomの言語設定の基本仕様
ここからはZoomの言語設定そのものがどのように決まるのか、全体の仕組みを整理します。
インターフェース言語と字幕や文字起こしの言語は別に管理されているため、混同しないことが大切です。
どこで設定した内容がどこに効くのかを理解しておくと、トラブルの切り分けもぐっと楽になります。
インターフェース言語の仕組み
Zoomのボタン名やメニュー表示に使われる言語は、基本的にアプリごとの設定とOSの設定の組み合わせで決まります。
デスクトップアプリではZoom固有の言語メニューが優先され、スマホアプリではOSの言語設定がそのまま使われます。
Webポータルの言語はブラウザで開いたページごとに切り替えられるため、アプリ側と別々に調整することも可能です。
それぞれの環境でどこを触ると何が変わるのかを一覧で確認しておくと、迷ったときの指針になります。
| 環境 | WindowsやMacのデスクトップアプリ |
|---|---|
| 優先される設定 | Zoomアプリ内の言語切り替えメニュー |
| スマホ環境 | iOSやAndroidのシステム言語 |
| Web環境 | Zoomサイトの言語メニューやプロフィール設定 |
| 補足 | 環境ごとに言語を別々に設定できる場合がある |
スマホ連動の特徴
スマホのZoomアプリはOSの言語に連動するため、アプリ単体で日本語と英語を切り替えるボタンは基本的にありません。
その代わりに端末のシステム言語を変えるだけでZoomを含む多くのアプリ表示が一括で切り替わるという利点があります。
逆に言うとZoomだけを別の言語にしたいときには向かないため、業務端末では言語ポリシーもあわせて決めておくと安心です。
複数言語を使う人は、英語用と日本語用で端末を分けるか、ブラウザ版Zoomを併用する運用も検討できます。
- アプリ内に独立した言語メニューはない
- OSの言語変更がそのままZoomに反映される
- 他のアプリ表示にも影響が出る
- 業務端末では変更権限の扱いに注意が必要
アカウント言語と通知
Zoomアカウント自体の言語設定は、Webポータルのプロフィール画面から変更することができます。
ここで指定した言語は、メール通知や一部の管理画面の表示など、アカウントにひもづくコンテンツに影響を与えます。
一方で、実際のミーティング画面やデスクトップアプリのメニュー表示は、先に紹介したクライアント側の設定に左右されます。
管理者として全社向けの通知を日本語にそろえたい場合は、アカウント言語の統一も合わせて検討するとよいでしょう。
Zoomの言語設定がうまく反映されない原因
言語設定を変更したつもりなのにZoomが英語表示のままだったり、途中で勝手に切り替わったりすることがあります。
多くの場合はアプリ再起動の不足やバージョンの古さなど、基本的なポイントを見直すだけで解消できます。
ここではありがちな原因と対処の組み合わせを整理し、素早く原因を絞り込めるようにしておきます。
アプリの再起動忘れ
デスクトップアプリで言語を切り替えた場合、Zoomが自動的に一度終了し、再起動後に新しい言語設定が有効になります。
再起動せずにそのままミーティングに入り続けると、画面表示が古い言語のまま変わらないように見えることがあります。
タスクトレイやDockからZoomアプリが完全に終了しているかを確認し、必要であれば手動で再起動しましょう。
ミーティング中に切り替えると途中で強制終了してしまうため、言語変更は参加前に済ませておくのが安全です。
- 言語切り替え後はZoomが一度終了する
- バックグラウンドに残っていると反映に時間がかかる
- ミーティング中の変更は避ける
- 再起動後の表示を必ず確認する
バージョンやインストールの問題
古いバージョンのZoomを使っていると、一部の言語が選べなかったり、正しく表示されなかったりする場合があります。
公式サイトやアプリストアから最新版にアップデートすることで、対応言語が増えたり表示の不具合が解消されたりします。
社内配布版のZoomクライアントを利用している環境では、IT担当者が配布しているバージョンに言語の制限があることもあります。
表示に違和感があるときは、バージョン情報やインストール元も合わせて確認しておきましょう。
OSやブラウザ設定の優先
スマホアプリではOSの言語設定が優先されるため、Zoom側だけ設定を変えても表示が変わらないように見えることがあります。
またブラウザ版Zoomでは、ブラウザのデフォルト言語やZoomサイト下部の言語メニューが表示に影響します。
どの設定が優先されているのかを整理すると、どこを直せばよいかが見えやすくなります。
代表的な組み合わせを表にまとめたうえで、自分の環境に近いパターンを確認してみてください。
| 状況 | スマホ版でZoomが英語表示のまま |
|---|---|
| 主な原因 | OSの言語が英語に設定されている |
| 対処 | 端末のシステム言語を日本語に変更する |
| ブラウザ版状況 | Webポータルだけ英語で表示される |
| ブラウザ版対処 | ページ下部の言語メニューやプロフィールの言語を日本語に変更する |
業務で役立つZoomの言語設定の活用アイデア
Zoomの言語設定は単なる表示の好みだけでなく、チームのコミュニケーション品質やサポート効率にも関わってきます。
ここでは国際的な会議や社内サポートなど、業務でZoomを使う場面で押さえておきたい活用アイデアを紹介します。
運用ルールをあらかじめ決めておくことで、トラブル時の対応もスムーズになりやすくなります。
国際会議での表示統一
海外拠点との会議では、ホストと主要メンバーのZoom表示言語を英語にそろえておくとトラブル対応がしやすくなります。
参加者に共有する操作説明やマニュアルのスクリーンショットも、同じ言語で作成すると混乱が起きにくくなります。
一方で日本の社内メンバーは日本語表示のまま参加しても問題ないため、誰がどの言語で使うのかを事前に決めておくと安心です。
会議の目的と参加メンバーの構成を踏まえて、どの環境をどの言語で使うかを一覧にしておくと運用しやすくなります。
| 利用場面 | 海外拠点との定例会議 |
|---|---|
| おすすめ表示言語 | ホストやファシリテーターは英語 |
| マニュアル表示 | 英語版画面のスクリーンショットを使用 |
| 日本側参加者 | 必要に応じて日本語表示のまま利用 |
| 運用ポイント | 事前に推奨設定を案内しておく |
社内サポートの効率化
社内でZoomの問い合わせ対応を行うヘルプデスクでは、問い合わせ側とサポート側の表示言語が一致している方が説明が簡単です。
特に初心者のサポートでは、日本語表示を標準としつつ、必要な場合だけ英語表示の手順も準備しておくと安心です。
問い合わせが多いボタン名やメニュー名を日本語と英語の両方で対応表にしておくと、説明がスムーズになります。
サポート担当者の環境では、一時的に言語を切り替えてユーザーと同じ画面を再現する運用も有効です。
- 標準の表示言語を社内ルールとして決めておく
- よく使うメニュー名の日本語と英語の対応表を作成する
- サポート担当は必要に応じて言語を切り替えて検証する
- マニュアルやFAQも表示言語ごとに用意しておく
共有PCや会議室端末のルール
会議室の共有PCやZoom Rooms端末では、誰かが表示言語を勝手に変えると次の利用者が混乱しやすくなります。
共有端末では原則として日本語だけを使う、もしくは英語だけを使うなど、言語ポリシーを決めておくとトラブルを防げます。
設定変更を行った場合は、利用終了時に元の言語に戻すことをルール化し、チェックリストに含めておくと安心です。
管理者は定期的に共有端末の言語設定を確認し、運用ルールから外れていないかを点検しましょう。
Zoomの言語設定をストレスなく使いこなすポイント
Zoomの言語設定は、デスクトップアプリの専用メニューとスマホOSの設定、そしてWebポータルの言語メニューが組み合わさって決まります。
まずは自分がどの環境からZoomを使っているのかを把握し、その環境に応じた言語設定の入口を押さえておくことが大切です。
WindowsやMacではタスクトレイやDockのZoomアイコン、スマホではOSの言語設定、ブラウザ版ではページ下部やプロフィールの言語メニューを意識しましょう。
言語変更後にZoomの再起動や端末の再起動を行う習慣をつけておくと、設定が反映されないトラブルも起こりにくくなります。
個人利用でも業務利用でも、自分に合った言語と運用ルールを決めておくことで、Zoomをより快適に活用できるようになります。

