OneDriveの同期を解除したいけれど、どの設定を触ればよいか分からず不安になっていませんか。
OneDriveの同期を解除する方法には、一時停止や特定フォルダーだけを外すやり方、アカウントのリンク解除やアンインストールまで複数の選択肢があります。
自分の使い方に合った解除方法を理解しておくことで、データを失うことなくストレージや動作の悩みを軽くできます。
OneDriveの同期を解除する7つの方法
ここではOneDriveの同期を解除する代表的な7つの方法を取り上げ、それぞれの特徴と向いているケースを整理します。
同期の一時停止で短時間だけ止める
短時間だけOneDriveの同期を解除したい場合は、タスクバーのクラウドアイコンから同期の一時停止を選ぶ方法が最も手軽です。
通知領域にある白または青のOneDriveアイコンをクリックし、設定ボタンから同期の一時停止を選ぶと、2時間や8時間など指定した時間だけ同期を止められます。
ネットワークが遅いときや大容量の作業をするときだけ止めたい場合に向いており、時間が経てば自動的に同期が再開されるのも安心なポイントです。
再開したいときは同じアイコンから同期の再開を選ぶだけなので、普段は同期を活用したい人にとって使いやすい方法です。
OneDriveアプリを終了して同期を止める
決められた時間ではなく、しばらくの間ずっとOneDriveの同期を解除したい場合は、アプリ自体を終了する方法が有効です。
タスクバーのOneDriveアイコンを開き、ヘルプと設定のメニューからOneDriveの終了を選ぶと、そのPC上ではアプリが完全に終了して同期が行われなくなります。
アプリを終了している間も、ブラウザーからOneDriveのサイトを開けばクラウド上のファイルにはアクセスできるため、オンライン編集が必要なときはWeb版を使うという使い分けが可能です。
再び同期を有効にしたいときは、スタートメニューからOneDriveアプリを起動すれば元通り同期が再開されます。
このPCのリンク解除で同期を完全にやめる
そのPCとOneDriveの同期自体を根本的に解除したいなら、アカウント設定からこのPCのリンク解除を行う方法が基本になります。
OneDriveの設定画面を開き、アカウントタブからこのPCのリンクを解除を選ぶと、そのPCはOneDriveのアカウントから切り離されて以後の同期が行われなくなります。
この操作を行ってもクラウド上のOneDriveにはデータが残るため、別のPCやスマホからは引き続き同じファイルにアクセス可能です。
ただしオンラインのみのファイルはローカルから見えなくなるため、必要なファイルは事前にPC側へダウンロードしておくことが重要です。
特定フォルダーだけ同期対象から外す
OneDriveの同期を完全に解除するのではなく、一部のフォルダーだけ同期を解除したい場合は、フォルダーの選択機能を使う方法が便利です。
OneDriveの設定画面でアカウントタブを開き、フォルダーの選択をクリックすると、このPCと同期するフォルダーを個別に選べる画面が表示されます。
同期を解除したいフォルダーのチェックを外してOKを押すと、そのフォルダーは以後PCとは同期されなくなり、ローカルからは削除されてもクラウド側には残ります。
容量の大きいフォルダーだけPCから外したい場合や、プライベートなフォルダーを共有PCに同期させたくない場合などに有効な方法です。
バックアップ機能だけを停止する
デスクトップやドキュメントなどの重要なフォルダーが自動的にOneDriveへバックアップされている場合、それだけを止めることも可能です。
OneDriveの設定画面からバックアップの項目を開き、バックアップを管理をクリックすると、どのフォルダーをバックアップするか一覧が表示されます。
バックアップを停止したいフォルダーでバックアップを停止を選ぶと、それ以降はそのフォルダーがOneDriveと自動同期されることはなくなります。
バックアップを止めても既にクラウドに保存されたファイルは消えないため、ローカルの整理とクラウド側の安全な保管を分けて考えたいときに役立ちます。
スタートアップから外して自動起動を止める
PCを起動するたびにOneDriveの同期が走るのを避けたい場合は、自動起動の設定をオフにする方法が効果的です。
OneDriveの設定画面で設定タブを開き、Windowsにサインインしたときに自動的にOneDriveを開始するという項目のチェックを外すと、次回からは自動で起動しなくなります。
さらに細かく制御したい場合は、タスクマネージャーのスタートアップタブからMicrosoft OneDriveの項目を無効にすることで、スタートアップへの登録を完全に外すこともできます。
必要なときだけ手動でOneDriveを起動する運用にしたい人や、起動直後の負荷を減らしたい人に向いた設定です。
アンインストールしてOneDrive自体を使わない
今後PCではOneDriveをまったく使う予定がない場合は、アプリ自体をアンインストールするという選択肢もあります。
Windowsの設定からアプリと機能を開き、一覧の中からMicrosoft OneDriveを選んでアンインストールを実行すると、そのPCからOneDriveアプリが削除されます。
アンインストールしてもPC側に残っているOneDriveフォルダー内のファイルはそのまま残り、クラウド上のデータも削除されない点は知っておくと安心です。
ただし再び同期環境を構築したくなった場合は、Microsoftのサイトから改めてOneDriveアプリをダウンロードしてインストールし直す必要があります。
OneDriveの同期解除前に確認しておきたいこと
OneDriveの同期を解除する前には、ファイルの保存場所や共同作業への影響など、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
同期解除のメリットを整理する
まずはOneDriveの同期解除によって得られるメリットを整理しておくと、自分にとって必要な範囲が見えやすくなります。
- ローカルディスクの空き容量を増やせる
- 意図せずクラウドに保存されるファイルを減らせる
- 通信量を抑えてネットワーク負荷を軽くできる
- 仕事用とプライベート用のファイルを切り分けやすくなる
- 不要な同期エラーや通知が減る
こうしたメリットを踏まえた上で、一部の機能だけを止めるのか完全に同期を解除するのかを決めると無駄な設定変更を避けられます。
同期解除のデメリットを把握する
一方でOneDriveの同期解除にはデメリットもあるため、それを理解した上でどの方法を選ぶか検討することが大切です。
- ほかのPCやスマホとファイルを共有しにくくなる
- 共同編集のドキュメントが更新されなくなる
- ローカルPCの故障時にクラウドに最新データがない可能性がある
- オンラインのみのファイルはローカルから見えなくなる
- 誤って重要フォルダーのバックアップを止めるとリスクが増える
デメリットを理解した上で、一時停止やフォルダー単位の解除など負担の小さい選択肢から試すのがおすすめです。
ローカル保存とクラウド保存の違いを意識する
同期解除の判断では、ローカル保存とクラウド保存の違いを理解しておくと、後悔のない設定を選びやすくなります。
| 項目 | ローカル保存 |
|---|---|
| 保存場所 | PCの内蔵ストレージや外付けドライブ |
| アクセス性 | そのPCからオフラインでも閲覧や編集が可能 |
| 故障時のリスク | PCやドライブの故障で失われる可能性が高い |
| 共有のしやすさ | 別の端末や人と共有するにはコピーやメールが必要 |
| バックアップの手間 | 自分で外部メディアや別ドライブに複製が必要 |
ローカル保存の特徴を理解した上で、重要なデータはクラウドと併用するのか、別のバックアップ方法を用意するのかを検討すると安心です。
仕事用アカウントで解除するときの注意
会社や学校のアカウントでOneDriveを利用している場合は、同期解除の判断に組織のルールが関わってくる点にも注意が必要です。
テレワークや共同編集を前提にしている環境では、ローカルの同期を解除すると業務フローが崩れたり、必要なファイルを共有できなくなったりする可能性があります。
管理者がポリシーでバックアップや同期を必須としている場合もあるため、個人の判断でアンインストールやリンク解除を行う前に担当部署へ確認することが重要です。
プライベートなフォルダーだけをフォルダー選択機能で外すなど、組織の運用を崩さない範囲で調整する方法を優先しましょう。
Windows11とWindows10での同期解除の違い
Windows11とWindows10では画面のデザインやメニューの配置が異なるため、OneDriveの同期解除手順にも細かな違いがあります。
Windows11での同期解除手順のポイント
Windows11ではタスクバーのデザインが変わり、通知領域のクラウドアイコンからOneDriveの設定にアクセスするのが基本的な流れです。
アイコンをクリックして開いたパネル右上の歯車アイコンから設定を開き、同期の一時停止やアカウントタブのこのPCのリンク解除など目的の操作を選びます。
バックアップタブからデスクトップやドキュメントなど重要フォルダーのバックアップを管理できるため、同期を解除する前に対象のフォルダーを確認しておくと安心です。
画面の表示やメニュー名はアップデートにより少し変わる場合があるため、内容が近い項目を探す意識を持つとスムーズに操作できます。
Windows10での同期解除手順のポイント
Windows10でも基本的な考え方は同じで、タスクバーの通知領域にあるOneDriveのクラウドアイコンから設定画面へ進みます。
設定画面のアカウントタブには、このPCのリンク解除ボタンとフォルダーの選択ボタンがあり、同期解除や同期対象の調整を一括して管理できます。
バックアップ機能も同様に設定画面のバックアップタブから制御できるため、Windows11との違いは主にアイコンの見た目やパネルの構成にとどまります。
タスクバーの矢印アイコンから隠れているインジケーターを表示すると、OneDriveアイコンが見つかりやすくなる点も覚えておくと便利です。
Windows11とWindows10の違いを比較する
どちらのOSでもOneDriveの同期解除は可能ですが、操作の入り口や表示位置にはいくつかの違いがあります。
| 項目 | Windows11 |
|---|---|
| タスクバーの通知領域 | センター寄せのアイコン群の右端からアクセスする |
| OneDriveパネルのデザイン | モダンUIで歯車アイコンが右上に表示される |
| 設定画面の構成 | タブ構成は同じだがアイコンや文言が新デザイン寄り |
| スタートアップ設定 | 設定アプリとタスクマネージャーの両方から制御可能 |
| アップデートによる変化 | 新機能の追加やメニュー名の変更が比較的頻繁 |
自分の環境がどちらのOSなのかを把握しつつ、画面の見た目が多少違っても基本的な項目名を手がかりに探していくと迷いにくくなります。
同期アイコンが表示されないときの対処
OneDriveの同期を解除したくても、タスクバーにクラウドアイコンが見つからないというケースも少なくありません。
- タスクバー右端の隠れているインジケーターを表示するボタンをクリックする
- スタートメニューからOneDriveを起動してアイコンが出るか確認する
- 設定アプリのアプリと機能でOneDriveがインストール済みか確認する
- スタートアップ設定でOneDriveが無効化されていないかチェックする
- 職場や学校のポリシーで表示が制御されていないか管理者に確認する
これらを試してもアイコンが出ない場合は、インストールの問題やポリシー設定の可能性があるため、公式サポートや管理者への相談も検討しましょう。
スマホ版OneDriveで同期を止めたいとき
OneDriveはスマホアプリからも写真やファイルの同期が行われるため、カメラアップロードなどを止めたい場合はモバイル側の設定も見直す必要があります。
スマホアプリでカメラアップロードを止める
スマホで撮影した写真が自動的にOneDriveへアップロードされる設定を解除したい場合は、アプリ側のカメラアップロード設定を変更します。
- OneDriveアプリを開いて自分のアイコンやメニューをタップする
- 設定からカメラアップロードの項目を開く
- カメラアップロードをオンからオフに切り替える
- 必要に応じて特定フォルダーだけアップロードする設定に変更する
この設定をオフにしても既にクラウドに保存された写真は残るため、今後の自動アップロードだけを止めたい場合に適した方法です。
モバイルデータ通信での同期を制限する
通信量を節約したいときは、OneDriveアプリでモバイルデータ通信時の同期を制限する設定を活用すると効果的です。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| モバイルデータでのアップロード | オンにするとモバイル回線でも写真やファイルを送信する |
| モバイルデータでのダウンロード | オンにするとモバイル回線でもファイルを取得できる |
| Wi-Fiのみでアップロード | オンにするとWi-Fi接続時だけ同期を行う |
| バックグラウンド同期 | アプリを閉じていても自動で同期するかどうかを制御する |
これらの項目を組み合わせて自分に合った同期ルールを作ることで、スマホの通信量を抑えつつ必要なときだけOneDriveを活用できます。
アカウントのリンク解除やサインアウトを行う
スマホからOneDriveの同期自体をやめたい場合は、アカウントのリンク解除やサインアウトを行う方法もあります。
アプリの設定画面からアカウントの一覧を開き、対象となるMicrosoftアカウントを選んでサインアウトやアカウント削除を実行すると、その端末からはOneDriveへの同期やアクセスが行われなくなります。
端末を手放す前や、別アカウントに切り替えたいときなど、セキュリティ面での安心感を高めたい場合に有効な操作です。
ただしサインアウトしてもクラウド上のデータは残るため、必要な写真やファイルは別の手段でアクセスできることを確認しておきましょう。
アンインストール前にしておきたいこと
スマホからOneDriveアプリをアンインストールする前には、いくつか事前に確認しておきたいポイントがあります。
- クラウド上にしかない写真やファイルがないかを確認する
- 必要なデータは端末本体や別のクラウドサービスにも保存しておく
- 仕事用アカウントの場合は社内ルールに反していないか確認する
- 共有リンクで配布しているファイルがないかを見直す
- 再インストール時に必要なサインイン情報をメモしておく
これらを済ませてからアンインストールすれば、後からデータが見つからないといったトラブルを避けやすくなります。
OneDriveの同期解除でストレスを減らすコツ
OneDriveの同期解除には、一時停止からアカウントのリンク解除、アンインストールまでさまざまなレベルの方法があり、自分の使い方に合ったやり方を選ぶことが大切です。
まずは同期の一時停止や特定フォルダーだけを外すといった負担の小さい方法から試し、それでも合わないと感じた場合にリンク解除やアンインストールへ段階的に進むと安心です。
同期を解除する前には、ローカル保存とクラウド保存の違いや共同編集への影響を理解し、必要なファイルを事前にダウンロードしておくことでデータ損失のリスクを減らせます。
PCとスマホの両方で設定を見直し、OneDriveに任せる部分と自分で管理する部分のバランスを整えることで、ストレージや同期のストレスを小さくしながらクラウドの利便性を活かしていきましょう。

