ExplorerPatcherでWindows11のタスクバーを旧デザインに戻す5つの手順|インストールから設定とトラブル対策まで道筋が見える!

木製デスクに置かれた開いたノートパソコンとオフィスチェア
システム

Windows11にアップグレードしたものの、タスクバーやスタートメニューがどうしても使いづらいと感じている人は少なくありません。

ExplorerPatcherを使えば、Windows11の見た目や操作感をWindows10に近づけて、自分の手になじむ環境に戻すことができます。

ただしサードパーティ製ツールである以上、インストール方法やリスク、元に戻す手順を理解しておくことがとても大切です。

この記事では、ExplorerPatcherの導入からおすすめ設定、トラブル対策やアンインストール方法まで一通りを俯瞰できるように整理します。

ExplorerPatcherでWindows11のタスクバーを旧デザインに戻す5つの手順

木製デスクに置かれたノートパソコンとコーヒーとスマートフォン

まずはExplorerPatcherを使ってWindows11のタスクバーを旧デザインに戻す全体の流れを押さえておきましょう。

大きく分けるとインストール前の準備、ダウンロード、インストール、設定変更、そしてバックアップという五つのステップになります。

それぞれのステップで気をつけたいポイントを理解しておくと、想定外の挙動やトラブルを避けやすくなります。

ここでは各ステップの概要を解説し、後続のセクションで詳細を深堀りしていきます。

ExplorerPatcherとは何かを理解する

ExplorerPatcherはWindowsのシェルであるexplorer.exeに機能を追加したり挙動を変えたりするための無料ツールです。

主にWindows11で変更されたタスクバーやスタートメニュー、右クリックメニューなどを従来のスタイルに近づける用途で利用されています。

オープンソースで開発されており、GitHub上で配布と更新が行われています。

導入前にどの部分をパッチしているのかを理解しておくことが、安全に使ううえでの第一歩になります。

公式配布ページから安全にダウンロードする

ExplorerPatcherを入手するときは必ず公式の配布ページからダウンロードすることが重要です。

一般的には開発者が公開しているGitHubリポジトリのリリースページから最新版のセットアップファイルを取得します。

検索結果にサードパーティのダウンロードサイトが出てきても、バンドルソフトなどが含まれている可能性があるため極力避けるべきです。

ダウンロードした実行ファイルは、念のためWindows Defenderなどでスキャンしてから実行するとより安心です。

ExplorerPatcherをインストールして再起動する

インストールはダウンロードしたセットアップファイルを管理者権限で実行するだけのシンプルな手順です。

セットアップ中は一時的にexplorer.exeが再起動するため、タスクバーが消えたり画面が黒くなったりすることがありますが、通常は数秒で元に戻ります。

インストールが完了すると自動的にWindows10風のタスクバーが適用されるか、もしくは設定画面からスタイルを選べるようになります。

大きなアップデートを適用した直後は、一度Windowsを再起動して動作を確認しておくと安心です。

タスクバーをWindows10スタイルに切り替える

インストール後はタスクバー上で右クリックしてプロパティを開き、タスクバーのスタイルや位置を変更します。

多くのユーザーはタスクバーを下部の左寄せにして、アイコンとラベルを表示するWindows10に近いレイアウトを好みます。

Windows11独自の中央寄せや統合表示が使いにくいと感じる場合でも、ExplorerPatcherなら細かい挙動まで調整が可能です。

作業のしやすさに直結する部分なので、自分が頻繁に使うアプリの数や画面サイズを考えながら設定していきましょう。

スタートメニューや右クリックメニューを調整する

タスクバーの次に操作感へ影響が大きいのがスタートメニューと右クリックメニューです。

ExplorerPatcherの設定画面では、スタートボタンを押したときに表示されるメニューをWindows11標準か従来スタイルかから選ぶことができます。

またエクスプローラーやデスクトップで表示される右クリックメニューを、Windows10以前の一段構成に戻すオプションも用意されています。

よく使う項目までのクリック数を減らせるため、日常的な操作を少しでも効率化したい人にとって大きなメリットになります。

設定をエクスポートしてバックアップしておく

ExplorerPatcherは多くの項目をカスタマイズできるため、一度自分好みの設定を作ったら必ずバックアップを取っておくべきです。

設定画面からエクスポート機能を使えば、レジストリファイルに近い形で構成を保存できます。

Windowsを再インストールしたり別のPCに同じ環境を再現したりするときには、このバックアップをインポートするだけで同じ設定を再利用できます。

設定を試行錯誤する前に一度保存しておくと、万が一気に入らない結果になってもすぐに元の状態へ戻せます。

ExplorerPatcherで実現できる主なカスタマイズ

ノートパソコンを操作する手元とワイヤレスマウス

次にExplorerPatcherで具体的にどのようなカスタマイズができるのか、主な項目を整理して全体像をつかみましょう。

タスクバーやスタートメニューだけでなく、エクスプローラーやシステムトレイなどWindows全体の操作感に関わる部分を広く変更できます。

自分に必要な機能だけを選んで使うことで、不要な変更による混乱を避けながら快適なデスクトップ環境を作れます。

ここでは特によく使われるカスタマイズを重点的にまとめていきます。

タスクバーで変えられる主なポイント

タスクバー周りのカスタマイズは、ExplorerPatcherの中でも利用頻度が高い機能群です。

標準状態と何が違うのかを把握すると、自分が求めている操作感にどこまで近づけられるかがイメージしやすくなります。

代表的な変更項目を一覧で整理すると次のようになります。

  • タスクバー位置の変更
  • アイコンサイズの変更
  • ボタンの結合方式の変更
  • 通知領域アイコンの表示制御
  • 時計と日付の表示形式
  • マルチモニター時の表示方法

スタートメニューの主な変更項目

スタートメニューはアプリ起動の玄関口なので、ExplorerPatcherによる変更内容を理解しておく価値があります。

特にWindows10風のスタートメニューに戻したい人にとって、どの項目が対象になるかは重要な判断材料です。

代表的な変更項目を次の表に整理します。

項目 説明
スタイル選択 Windows11標準か従来風スタートメニューかを選択
表示位置 画面中央付近か左下固定かを切り替え
アプリ一覧 アルファベット順リストの表示方法を調整
ピン留め よく使うアプリのピン留めと並び順を制御
パワーメニュー シャットダウンや再起動メニューの表示形式を変更

エクスプローラーやシステムトレイのカスタマイズ

ExplorerPatcherはファイルエクスプローラーやシステムトレイの挙動も調整できます。

リボンメニューや右クリックメニューなど、日常的なファイル操作に関わる部分を旧スタイルに戻すことで、作業効率の向上が見込めます。

またネットワークや音量などのシステムアイコンの挙動も細かく制御できます。

こうした設定を組み合わせることで、Windows11の見た目を保ちつつも操作性だけを自分好みに近づけられます。

ExplorerPatcherの仕組みと安全性を理解する

白いノートパソコンと卓上カレンダーと観葉植物

便利な一方で、ExplorerPatcherはWindowsの中枢部分であるexplorer.exeの挙動に介入するツールです。

仕組みやリスクを知らないまま使うと、思わぬ不具合やセキュリティ上の懸念につながる可能性があります。

ここではどのような技術で動作しているのか、そしてどのような点に注意して運用すべきかを整理します。

利便性と安全性のバランスを取ることが、長期的に安定して使うための鍵になります。

ExplorerPatcherの動作の仕組み

ExplorerPatcherはWindowsのシェルプロセスに自前のコードを読み込ませることで、タスクバーやスタートメニューの動作を変更します。

具体的には特定のDLLを介してexplorer.exeの内部処理にフックし、元の挙動を書き換えたり追加処理を挟んだりしています。

一部の挙動はレジストリの変更も組み合わせて実現されており、Windows標準の設定項目では触れない領域まで制御しています。

このような構造上、Windowsアップデートでexplorer.exe側の仕様が変わると、ExplorerPatcher側も更新が必要になる場合があります。

メリットと注意すべきポイント

ExplorerPatcherを使う最大のメリットは、Windows11で削除されたり変更されたりした機能を再び使えるようになる点です。

しかし日々の作業を楽にする一方で、システムへの介入度が高いがゆえの注意点も存在します。

導入前に知っておきたい主なポイントを整理すると次のようになります。

  • Windowsアップデートとの相性問題
  • アンチウイルスによる誤検知の可能性
  • 不具合発生時の切り分けが難しくなる点
  • 企業ネットワークでの利用制限のリスク
  • 開発停止や更新遅延のリスク

セキュリティとアップデートに関するリスク早見表

実際の運用では、どのような場面でどの程度のリスクがあるのかを把握しておくことが重要です。

特にWindowsアップデートやサードパーティ製セキュリティソフトとの組み合わせは、安定性に直結します。

代表的な状況と注意点を早見表としてまとめます。

状況 主なリスク
大型アップデート適用直後 タスクバーやスタートメニューが正しく表示されない可能性
セキュリティソフトの導入 ExplorerPatcherの動作が疑わしい挙動として検知される可能性
企業ネットワークでの利用 ポリシー違反やサポート対象外と判断されるリスク
開発が停止した場合 将来のWindows更新で互換性問題が発生する可能性
不具合発生時のサポート 公式サポートからの切り分けでアンインストールを求められる可能性

ExplorerPatcherのおすすめ設定パターン

白いノートパソコンとスマートフォンを操作するビジネスマンの手元

ExplorerPatcherには非常に多くの設定項目があり、すべてを理解してから調整するのは現実的ではありません。

そこでここでは利用シーン別に代表的な設定パターンを用意し、自分に近いスタイルをベースに微調整していく方法を提案します。

作業効率を高めたい人、見た目を旧バージョンに寄せたい人、安定性を最重視したい人など、目的に合わせて選んでみてください。

なお実際の項目名や配置はバージョンによって変わることがあるため、設定画面を開きながら読み進めると理解しやすくなります。

作業効率を高める設定パターン

まずは日常の作業効率を重視した設定パターンです。

ウィンドウの切り替えやアプリ起動、通知の確認といった頻度の高い操作をできるだけ少ない手数で行えるように整えます。

主な設定項目を次の表にまとめます。

設定項目 推奨内容
タスクバーの結合 ボタンを結合しない
アイコンサイズ 小さくする
時計の表示 秒表示を有効
通知領域アイコン よく使うものだけ常に表示
Alt+Tabのスタイル シンプルな一覧表示

見た目をWindows10に近づける設定パターン

次に見た目をWindows10に近づけたい人向けの設定パターンです。

スタートメニューやタスクバーの雰囲気を可能な範囲で旧バージョンに寄せることで、長年の慣れを生かした操作感を取り戻せます。

代表的な設定項目は次のようになります。

  • タスクバー位置を下部固定にする
  • スタートメニューを従来風スタイルにする
  • 右クリックメニューをクラシック表示にする
  • ファイルエクスプローラーのリボンを旧スタイルにする
  • ウィンドウの角を丸みの少ないスタイルにする

軽さと安定性を優先した設定の考え方

できるだけトラブルを避けたい場合は、変更範囲をタスクバーと右クリックメニューなど最低限に絞るのも有効です。

特に業務用PCや家族と共用しているPCでは、見た目よりも予期せぬ不具合のリスクを抑えることを優先すべきです。

その場合はエクスプローラー内部の大掛かりな変更やマイナーな機能の有効化は控え、必要に応じて段階的に試していくと良いでしょう。

万が一問題が出たときにすぐ戻せるよう、設定のエクスポートも忘れずに行っておきます。

ExplorerPatcherをアンインストールして元に戻す方法

ノートパソコンで作業中の手と電卓と観葉植物

ExplorerPatcherを試してみたものの自分には合わなかった場合や、Windows側の不具合切り分けを行いたい場合にはアンインストールが必要です。

導入前に元に戻す手順を知っておけば、心理的なハードルも下がり、安心してカスタマイズを試せます。

ここではアンインストールおよび一時的な無効化の方法、そしてトラブル発生時の復旧パターンを整理します。

長期的に使い続ける場合にも、定期的なアップデートや設定見直しのポイントを押さえておきましょう。

アンインストールと無効化の基本手順

ExplorerPatcherは一般的なアプリケーションと同様に、Windowsのアプリ一覧からアンインストールできます。

アンインストール後は自動的に再起動やexplorer.exeの再起動が行われ、Windows標準のタスクバーとスタートメニューへ戻ります。

一時的に無効化したいだけの場合は、設定画面から機能をオフにしたり、旧スタイルから標準スタイルへ戻したりするだけでも構いません。

大きなWindowsアップデート前には、一度無効化またはアンインストールしてからアップデートを適用する運用も検討する価値があります。

  • アプリ一覧からExplorerPatcherを選択
  • アンインストールを実行
  • 必要に応じて再起動
  • タスクバーとスタートメニューの挙動を確認

トラブルが起きたときの復旧パターン

まれにWindowsアップデートや他ソフトとの競合が原因で、タスクバーが表示されないなどのトラブルが起きることがあります。

そのような場合でも落ち着いて対処すれば、元の環境に戻せるケースがほとんどです。

代表的な症状と取るべき行動を表に整理します。

症状 対処の例
タスクバーが表示されない セーフモードで起動してExplorerPatcherをアンインストール
スタートメニューが開かない 設定でスタートメニューのスタイルを標準に戻す
右クリックメニューが固まる クラシックメニューを無効化して挙動を確認
アップデート後に不安定 最新版のExplorerPatcherに更新または一時的に無効化
原因不明のエラーが続く 一度完全にアンインストールして標準環境で様子を見る

継続利用のための運用のコツ

ExplorerPatcherを長期的に使い続けるなら、Windowsアップデートとの付き合い方が重要です。

大型アップデートの直後は、開発者の更新情報やコミュニティの報告を確認してから適用するだけでもリスクを減らせます。

また設定変更を大きく行う前には、必ずエクスポートでバックアップを取っておき、問題が出たときにすぐ戻せるようにしておきましょう。

このような運用を心がければ、利便性を保ちながら安全にカスタマイズを楽しめます。

ExplorerPatcherを使うか迷っている人への指針

白いノートパソコンのキーボードと虫眼鏡のクローズアップ

ExplorerPatcherは、Windows11の新しいUIになじめないユーザーにとって非常に頼りになるツールです。

一方でシステムの中枢に手を入れる性質上、リスクゼロとは言えず、特に業務用PCやサポートが必要な環境では慎重な判断が求められます。

自宅の個人PCで作業効率や快適さを追求したいなら、バックアップとアンインストール手順を押さえたうえで試してみる価値は十分にあります。

まずはタスクバーとスタートメニューといった影響範囲の把握しやすい部分から少しずつ変更し、自分にとって最適なバランスを探っていくのがおすすめです。